[薬学生必見シリーズ]薬理学の効率的な勉強法とコツ

勉強

こんにちは、椎葉です。

 

悩んでいる人
悩んでいる人

「薬理学の勉強の仕方がわからない」
「薬の名前多すぎて覚えなられない」
「薬理学の効率的な「勉強法を知りたい」

 

このような悩みに答えます。

 

僕は現在関西の薬学部に通っている現役の薬学生です。

実際に僕がやっていた勉強法や頭のいい友達がやっていた勉強法などをもとに覚えるのが苦手でも薬理学ができるようになる方法をお伝えします。

薬理学の効率的な勉強法とコツ

薬理学の効率的な勉強法とコツは

・薬物の作用機序を深く理解する
・日常的にアウトプットする
・他の教科と連携して覚える
・流れを図で理解する
・薬の「名称」より「系」を覚える

です。

 

1つ1つ解説していきます。

薬の作用機序を深く理解する

いきなりですが、問題です。

 パーキンソン病の治療薬であるのは次のうちどれか?
 作用機序と同時に答えなさい。

  1. ナファゾリン
  2. レボドパ
  3. ラベタロール

答えは2のレボドパですね。

 

しかし、本当に大事なのはここからです。

2番と答えれた人は多いでしょう
では作用機序は答えれますか?

 

簡潔に答えると
「ドパミン作動性神経内でドパ脱炭酸酵素によりドパミンに変化されるから」

です。

 

断定はできませんがおそらく国試ではここまで理解していれば対応できるでしょう。ですがまだ浅いです。

 

薬には何千という数があります。その何千に対して
レボドパはドパミン作動性神経内でドパ脱炭酸酵素によりドパミンに変化される

このような覚え方では限界があります。

 

 

なんでドパ脱炭酸酵素によりドパミンに変化されると
パーキンソン病の治療になるの?
             
             ↓

パーキンソン病はドパミンの分泌量が少なくなって
アセチルコリンとのバランスが崩れることが原因だから

 

ここまで理解しておけば作用機序を聞かれても
スラスラと説明できます。

 

薬の作用と名前だけを覚えるのではなく、なぜその作用が病気の治療になるの?

という部分まで理解しましょう。

日常的にアウトプットする

例えば
足を机の角にぶつけた時ジンジンして痛みを感じますよね。

 

「痛い」ってなんでなんだ?

      ↓

痛みの原因となるのはプロスタグランジン

      ↓

プロスタグランジンの合成を抑えるには?

      ↓

シクロオキシゲナーゼ阻害剤であるロキソプロフェン


 
これは少し変態みたいになりますがかなり効果的です。

 

なぜなら記憶というのはただ情報が入ってくるよりも
感情やその時の気持ちを伴うことによって脳に定着しやすくなるからです。

 

そして、わからなかった場合必ず調べましょう

 

めんどくさいと思うかもしれませんが
スマホを持ち歩いている現代なら10秒あれば
すぐに調べれます。

この10秒をするかしないかで単位習得落単
国試に合格するか不合格になるか

決まるといっても過言ではありません。

 

この10秒のアウトプットをするかしないかで
1年後、2年後の知識量は大幅に変わります。

他の教科と連携して覚える

例として
「高血圧」を使うと

 

血圧を上るのを防ぎたい

     ↓

アンギオテンシンⅡ(血圧を上げる物質)の合成を減らす

 

この時に生物化学の範囲とマッチさせて

アンギオテンシンⅡはどのように合成されているのか
を考えましょう。図で表すと

https://www.adalat.jp/ja/home/pharmacist/basic/01/t07.php

 

アンギオテンシンⅡの合成を抑制したい
 →アンギオテンシンⅠ変換酵素を阻害してやればいい

 

ここまでは生物化学の知識で対応して

 

最後に薬理学の知識を使うと

アンギオテンシンⅠ変換酵素の阻害剤は「カプトプリル」
となるわけです。

 

今の例では「酵素」を阻害することが結論でしたが
受容体を阻害するもの、細胞の働きを抑制するのもなど

様々な経緯があるのでそこを理解しましょう

 

この薬の効果は鎮静  ❌

この経緯を抑制するからこの薬の効果は鎮静 ⭕️

 

流れを図で理解する

1つ目の作用機序を深く理解する時にやってしまいがち
なのは文章でひたすら覚えようとする事。

 

これは一見、理解できているように見えますが
結局は「その文章を暗記している」という
状態になってしまいがちです。

 

文章を暗記してしまうと
聞かれ方や表現を少し変えられるだけで
お手上げ状態になります。

 

 

的確な例として

先生から配られたプリントの穴埋め形式の問題で
テストで違ったところを穴抜きにされて答えられなかった、
聞かれ方を変えられて答えれなかった。

 

 

プリント
・(扁桃体)に作用して不安を煽るのはグルタミン酸神経伝達であり
 不安を抑制するのはGABAとセロトニン神経伝達である。


テスト
・(グルタミン酸)神経伝達は脳に作用して不安を煽り、
 GABA、(セロトニン)神経伝達は不安を抑制する。

※()が穴抜き

問題文の内容は同じで問われている事が違いますよね。
これをされて答えられなくなるのが

「文章を暗記している」という状態です。

 

では、図で書き出してみましょう。

 

簡単に図にするとこんな感じです。
この図を見て一連の流れを文章で説明できるなら
多少聞かれ方や表現を変えられても
難なく問題に対応できるようになります。

 

流れを覚えるときは図を使いましょう。

薬の「名称」より「系」を覚える

これはコツの部分になりますが、
薬理学が苦手な人はよく薬の名前を片っ端から覚えようとします。

一方、薬理学が得意な人は片っ端から薬の名前を覚えようとしないことが多いです。
そして「名称」より先に「〜系」を覚えています

 

 

例えば「局所麻酔」

薬理が苦手になる人の覚え方
 → コカイン、テトラカイン、メピバカイン、ジブカイン、プロカイン、リドカイン…etc

 

薬理ができる人の覚え方
局所麻酔
 ・エステル型(血中エステラーゼで分解
   → コカイン、プロカイン、テトラカイン

 ・アミド型(血中エステラーゼで分解されない
   → リドカイン、ジブカイン、メピバカイン

このように薬の名称ではなく、薬の系や型を先に覚えて
名称はテスト前などに覚えているのが

薬理学のちょっとしたコツです。

薬理学の効率な勉強法とコツを解説します【薬学部の勉強の仕方】:まとめ

薬理学の効率的な勉強法とコツは

 ・薬物の作用機序を深く理解する
 ・日常的にアウトプットする
 ・他の教科と連携して覚える
 ・流れを図で理解する
 ・薬の「名称」より「系」を覚える

の5つでした。

薬理学は7割暗記科目です。
もちろん理解しなければならないところはありますが暗記部分に関しては覚えるしかありません。

暗記科目の勉強法についても記事をまとめていますので参考にしてみてください。

 

以上、薬理学の効率な勉強法とコツを解説します【薬学部の勉強の仕方】でした!

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