[薬学部の勉強はつらい?]薬学生が理由と原因を解説します。

薬学部に関する情報

こんにちは、椎葉です。

「薬学は勉強がつらい?」
「進級が困難なのか?」
「留年はするのか?」

こういった薬学部に対する悩みに
現役薬学生の僕が答えて行きたいと思います。

また、本記事では薬学部で勉強についていけなくなる
理由と原因、そして6年間勉強について行くための
対策までお話ししたいと思います。

薬学部の勉強はつらいのか?

結論:普通の大学生と比べるとつらいです

実際大学生の中ではかなりつらい部類に入ります。

理由として
・勉強する科目が多い
・暗記する量が半端ない
・複雑な計算系もある
・ほぼ全てが必修科目

などがあげられます。

1つずつ解説して行きます

勉強する科目が多い

勉強する科目が多いということは
取得しなければならない単位が多いということです。

6年制の薬学部では卒業までに約200単位
取らなければなりません。

大学によって差はありますが大体200単位です。

 

 

6年で200単位ってことは
「一年あたり33単位ほどか〜」

「これってそんなに多いの?」


通常の4年制の大学では124単位です

ってことは1年あたり31単位。

「そんなに大きな差ないじゃん。。」

しかし薬学部には1年間の実習期間があります。

5年生辺りで1年間実際の病院や薬局に行って
実習をしなければいけないです。

なのでほぼ単位を取らない年が1年間存在します。

 

そして6年生では国家試験の対策講義などが入ってきて
がっつり単位を取得する年ではないです。

 

つまり5年間ぐらいで200単位
→1年あたり40単位

を取らないといけません。

 

 

これは普通の大学と比べると結構ハードです。

暗記する量が半端ない

この暗記量が薬学部がつらいと言われる
大きな理由のうちの1つです。

薬の種類、薬の成分、薬に関わる酵素
などあげて行くとキリがありません。

そしてこの暗記しなければいけないものは
カタカナが多い

薬の成分や酵素の名前は、ほぼカタカナです。

カタカナって羅列されるとびっくりするぐらい
頭に入らないんです。

実際にカタカナ羅列の暗記に苦しむ学生が続出です。

複雑な計算系科目もある

薬学部は暗記だけでなく計算系の科目もあります。

物理化学や分析化学といった分野などでは
複雑な計算をしなければならないのです。

計算系はできるけど、暗記が苦手。
暗記はできるけど、計算系が苦手。

どちらかでつまずく学生が大半です。

 

この「圧倒的な暗記」「複雑な計算」
が薬学部はつらいと言われる理由の1つです。

ほぼ全てが必修科目

薬学ほぼ全てが必修科目となっています。

大学といえば自分の取りたい授業を選択する
履修登録がありますが薬学には無いに等しいです。

受ける授業は全て必修なのですから。笑

「苦手な教科」「合わない教科」というのは
必ず存在します。

それを履修登録によって避けれないのが
薬学部の宿命です。

薬学生はどのように勉強すればいいのか

これも結論から言うと

コツコツ地道にやって行く

が答えです。

効率のいい勉強法は存在しますが
これをテスト前にやれば誰でも試験に合格できる!
という勉強法はありません。

 

最後は毎日コツコツと積み上げた人が
残って行く学部です。

 

ではコツコツ積み上げる勉強とは
具体的にどのようにすれば良いのか
を解説して終わりたいと思います。

コツコツ積み上げる勉強とは?

これも結論から言います。

・予習は軽く、復習はしっかり
・曖昧な記憶はしない
・毎日講義とは別で勉強する時間をとる

です。

これもまた1つ1つ解説して行きます。

予習は軽く、復習はしっかり

予習は
・初めて見る言葉の意味を知る
・次の講義では何の話をするのか
など軽めでいいです

むしろこの作用はどうしてこの時は起こって
この時は怒らないのだろう?

と疑問が残る程度の方が授業で聞いたときに
頭に入ります。

 

そして予習はしっかりして行きましょう。

・講義ではどんなストーリーで何を学んだのか
・要点はどこなのか
・覚えるべきものは覚える

などしっかり目的を持って復習しましょう。

眺めるだけの作業は復習といいません

曖昧な記憶はしない

曖昧な記憶をしていると、ふとした時に
出てこなくなったり似ているものと
ごちゃ混ぜになったりします。

曖昧な記憶は
似た情報の羅列をされたら一気にわからなくなり
少しだけ違った言葉などで聞かれたりするだけで
対応できなくなります。

 

 

例として
DNAとRNAの違いを具体的に説明できますか?

これを聞かれて2つの違いや共通部分、
それぞれの特徴などを言えるのであれば
しっかり記憶していると言えるでしょう。

さらに専門知識のない人にもわかるように
噛み砕いて説明できるなら理解できている
と言えるでしょう。

しっかり深い部分まで覚えたり、理解する
ようにしましょう。

毎日講義とは別で勉強する時間をとる

週末やテスト前に5時間やる必要はありません。

一回で一気にするよりも細かくコツコツ30分
の方が楽で思い出すことによって知識も
定着しやすいです。

通学途中や空きコマの一部などを
有効活用して行きましょう

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