薬学部の留年率はなぜ高いの?進級率や国試ストレート合格率について

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こんにちは、椎葉です。

疑問を持つ人
疑問を持つ人

「薬学部の留年率や進級率ってどのぐらい?」
「国試ストレート合格率は?」
「留年を回避できる方法はある?」

今回はこのような疑問に答えて行きたと思います。

記事の内容
・薬学部の留年率と進級率について
・薬学部の国試ストレート合格率
・留年を回避する方法を紹介

です。
それでは早速見て行きましょう!

薬学部の留年率と進級率について

まず、薬学部の留年率ですが1~6年生になる間に30%~50%の人が留年するというデータがあります。

大学によってばらつきはありますがかなり高い留年率です。

 

ちなみに僕の大学の留年率は35%~40%でした。

約200人程度が薬学部として入学するので最後まで残っている人は
100人から150人程度です。

10人のグループで行動していたらそのうちの4人か5人は留年していくと考えてら結構やばいですよね。

 

進級率は50%~70%となります。

「進級率と留年率って結局意味は一緒のことじゃないの??」

と思うかもしれませんが若干違います。進級率≒留年率ですね。

 

留年していなくても休学をしていたり、退学をしていたりする人がいるので全く同じ意味とは言えませんが、薬学部でそこは気にしなくてよいでしょう。

薬学部の国試ストレート合格率について

薬学部は6年の厳しい学生生活を終えて卒業してもまだ最終試練が残っています。

そう、国家試験です。

国家試験の合格率は60%~70%です。

これも大学によって変わってきますがおおよそこのような感じになっています。

6年留年せずさらに国試を1発合格するのは低い大学であれば20%程度
高い大学であれば80%程度とかなりピンキリです。

留年を回避する方法

留年を回避する方法としては

・毎日の復習を怠らない
・友達と情報共有する
・テスト勉強は1ヶ月前から対策をする
・切羽詰まっていない時は人と勉強する

です。
この4つは超重要です。

なので、1つ1つ詳しく解説して行きます。

毎日の復習を怠らない

薬学部はテスト前にたくさん勉強事より普段の復習の方が圧倒的に大事です。

なぜなら、暗記科目もあれば複雑な計算科目もありそれらを全てテスト前に詰め込むのは無理だからです。

なので普段から復習をどれだけしっかりできているかがテストの点数に大きく関わってきます。

 

テスト前に8時間で詰め込むより、2時間を4日に分けてたほうが楽だし効率がいいです。

特に暗記科目は効率的にするだけで2倍も3倍も暗記できる量が変わってきます。

超効率的な暗記の勉強法については記事をまとめていますので参考にしてください。暗記が苦手な人は知ってないと損するレベルです。

毎日コツコツ勉強する習慣をつけましょう。

友達と情報共有する

テストに出る場所、過去問、勉強法など友達と情報を共有するだけでテストの出来は大きく変わってきます。

もちろん情報を鵜呑みにして過去問だけしか勉強しないという事は絶対にやめてください。

友達と情報共有をすることは情報量を増やすことが目的です。

 

この時1つ注意してほしいことがあります。

それは常にWin-Winの関係にあることです。

どちらか一方が与えるばかりだとその関係は一瞬で壊れます。

友達が薬理の過去問をくれたら自分は生化学のゴロまとめをあげるや効果のある効率的な勉強法を教えるといった感じです。

そして何かをもらった時は『ありがとう』この一言を絶対に言いましょう。

ここで僕も皆さんに与えることをしておきます。友達と共有してください。

集中力がなかった自分が勉強時間を3倍にして勉強法
テスト勉強はいつから何をすればよいのか(一年生向け)

について記事を書いていますので参考にしてください。

テスト勉強は1ヶ月前から対策をする

講義の毎日復習もしながら定期試験の1か月前には、「試験対策の勉強」に集中しましょう。

この主な理由には以下が挙げられます。

  • 科目数が多い
  • 各科目の範囲(暗記量)が多い

です。

科目数が多い

1ヶ月間に試験対策の勉強に集中しなくちゃいけない理由1つ目は
科目数が多いことです。

科目数が多いと1週間や2週間では全科目満遍なく勉強できないからです。

 

ぶっちゃけ、1年生の前期などは1ヶ月前から試験対策をしなくても
基礎科目が多いので試験は合格できると思います。

ですが、1年生後期、2年生以降になってくると内容が難しい専門科目が多くなってきますので最低1ヶ月間ぐらいは試験対策の勉強をしましょう。

各科目の範囲(暗記量)が多い

薬学部の試験範囲というのは本当に多いです。

 

1科目で最低分厚い冊子1つぐらいはあります。
高校生なら1年かけてやる量と同じかそれ以上です。

 

しかも、この広範囲に科目数が掛け合わさるのでものすごい量になります。

また、薬の名前、酵素、成分の構造や特徴など暗記する量もかなり多くなってくるため、やはり1ヶ月間は試験対策の勉強に必要です。

薬の名前や構造や特徴を効率的に暗記する方法はこちら

切羽詰まっていない時は人と勉強する

テスト1ヶ月前などまだ少し余裕がある時は友達などと勉強するようにするのはかなりオススメです。

正確にはテストまでに余裕がある時期に一緒に勉強する約束をしましょう。

なぜなら、勉強をしないという自分に甘えた選択肢をなくせるからです。

 

追い込まれていない状況で自ら進んでテスト勉強をするのは正直難しいです。

「まだ余裕あるしいいかな」「明日からしよう」となって気づけばテスト1週間前で気づけばテスト1日前という状況になってしまいます。

ここで他人と勉強する約束があれば後回しにすることを防げます。

約束の力を利用しましょう。

注意してほしいこと

友達と約束をして一緒に勉強するときに注意して欲しいこと2つがあります・

1つ目はきちんと勉強する友達であること。

「今日はもう遊ぼう」という人や「勉強するという目的で集まっているのにスマホでゲームしかしない」という人は避けましょう。

確実に流されます。

 

2つ目は目標を時間ではなく量にすること

「今日は一緒に3時間勉強しよう」ではなく
「今日は薬理を20ページ進めよう」と時間ではなく具体的な量を決めましょう。

何時間と決めてしまうと休憩していたり喋った時間の含んでいて机には目標の時間向かっていたけど、量しては全然できていないということが起きます。

なので目標設定は時間ではなく量で決めましょう。

まとめ

✔️薬学部の留年率と進級率について
  →薬学部の留年率は1~6年生になる間に30%~50%の人が留年する。
  進級率は50%~70%ぐらい。


✔️薬学部の国試ストレート合格率
  →6年留年せずさらに国試を1発合格するのは低い大学であれば20%程度
  高い大学であれば80%程度とかなりピンキリ。


✔️留年を回避する方法
 ・毎日の復習を怠らない
・友達と情報共有する
 ・テスト勉強は1ヶ月前から対策をする
 ・切羽詰まっていない時は人と勉強する

 

以上、薬学部の留年率はなぜ高いの?進級率や国試ストレート合格率についてでした!

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