薬学部を留年しても続ける意味や価値はあるのか?

薬学部に関する情報

こんにちは、椎葉です。

 

今回は
薬学部を留年して続けるか迷っているもしくは
留年しそうで留年してまでも薬学部を続ける意味や価値はあるのか
と思っている方向けに記事を書いています。

 

  

☑️記事の内容

 
・薬学部を留年しても続ける意味や価値について
・留年しそうな人への意見と対策
・留年しても薬学部は続けるべきか

 

薬学部を留年しても続ける意味や価値はあるのか?

結論:薬剤師になりたいのなら続けるべき

薬剤師でなくてもやりたいことに薬剤師の免許が必要な場合も同じです。

6年生の薬学部の最終目的は国家試験を合格して
薬剤師の免許を取ること。

なので、薬剤師になりたいもしくは薬剤師の免許が必要であるのならば留年しても続けるべきです。

留年しそうな人への意見と対策

まず留年しそうな方は自分の気持ちを整理しましょう。

・テスト勉強が追いつかなくて焦っている
・普段の勉強が難しくてついて行ける気がしない
・膨大な暗記に絶望している
・周りの友達が賢くて、劣等感を感じる

こんな気持ちであるならば、1度冷静になって考えましょう。

テスト勉強が追いつかなくて焦っている

 

「分厚すぎる冊子と難しい内容に絶望」
「大量のレジュメ多すぎる教科数が終わる気がしない」
「この苦しみからもう解き放たれたい」

本当にわかります。
僕自身も薬学部で過していて何度も何度もこの考えになりました。

時には親に「もうやめたい」と本気で言ったこともありました。
精神がボロボロでも周りにおいていかれるという恐怖があるので
机に向かって勉強しなければならない。

なので今がつらいのは心の底から共感できます。

 

ですが、「」がつらいからと言って全てを投げ出して
未来」を楽にできるのでしょうか?

おそらくできなと思います。
むしろ今投げ出してしまうと一生後悔してつらい思いをするはず。

こればかりは普段からコツコツと勉強して少しでもテスト勉強の負担を減らすしか策はありません。
つらいと思いますが今までそれを乗り越えた先輩や
同じ苦しみを味わっている同級生を見て頑張りましょう。

普段の勉強が難しくてついて行ける気がしない

「あの教授何言ってんの?」
「専門用語ばっかりで頭パンク」
「1回の講義の密度に頭がついていかない」

講義が1回1回終わる度にこう思います。

これも本当に薬学生あるあるですよね。
こんな内容の講義15回分が定期テストで一気に問われるとか立ち向かう意欲すらを削いできます。それが薬学部。

 

やはりこの問題も講義内容をしっかり復習してコツコツを積み上げて行くしか方法はないでしょう。

膨大な暗記に絶望している

薬学部の暗記量って本当にやばい量ですよね。
しかも酵素や薬の成分はカタカナでめっちゃ長いし、、、

僕はただ暗記する作業が苦手なのでこの壁には今でもぶつかり続けていますがある方法を意識してからだいぶ楽に暗記できるようになりました。

 

前の2つの項目「テスト勉強が追いつかなくて焦っている」
「普段の勉強が難しくてついて行ける気がしない」ではコツコツするしかない
具体的な解決策や1発逆転の方法はありませんでしたが、
暗記に関しては科学的に証明されている効率の良い勉強法があります

 

実際に暗記が苦手な僕も試してかなりの効果があったので
暗記を効率的にしたい人は参考にして頂ければ幸いです。

 

効率的な暗記の勉強法の記事はこちら↓

周りの友達が賢くて劣等感を感じている

バイトもサークル活動もして適度に遊んでいるのに
毎回テスト合格している人っていますよね。

そんな同級生を見ていると


「自分は勉強たくさんしているのに何でできないの」
「やっぱり自分には才能がなかったのかな」


と思ってしまいます。

ですが、他人と比較するという行為はしなくていいです。

なぜなら、各々自分のやり方が必ずあるからです。
もしこれをやれば100%薬剤師になれるという方法があれば
迷わずみんなその方法を捨ているはずです。

自分のライフスタイルにあったやり方
自分の得意不得意にあったやり方

などは他人と比較していても何も解決しないですよね。

 

 

でもあの子はバイトもいっぱいして、遊んでもいるのにできて
自分はバイトや遊びを抑えて精一杯頑張っているのにできない

と思っている方もいると思いますが、
一見バイトもして遊んでいる人でもどこかで時間を確保して自分のやり方で効率よく勉強しています。

ごくごく稀に本当に何もしてなくてもできてしまう本当の『天才』がいますがそんな人は全国の薬学生のうち0,0001%も満たない人種なので無視してOKです。

というか相手にしないでください。

「自分にあったやり方」がわからない人は
自分とライフスタイルが似ている人にどのように勉強しているか聞いて参考にしていろんな方法を試して見てください。

 

 

 

そして上の4つどれにも当てはまらず

・薬学部が思っていた感じと違う
・現状、薬学部でする勉強に全てに興味がない
・本当にやりたいのは薬剤師ではない

という心境の方は休学や退学も視野に入れていいかもしれません。

薬学部が思っていた感じと違う

 

「自分がやりたかった薬剤師像とかなりのギャップがある」

これは実際に病院に行って現場を見る実習などで
感じることが多いです。

僕も1年生の時に病院で勤務されている薬剤師のかたに
半日ついて現場を見るという実習の時に感じました。

医療ドラマなどを見ていると
迅速な対応で患者さんに薬を処方したり
医者と共同で手術などに関わったりとかっこいいイメージでした。

ですが実際に行われていたのは介護に医療が加わったものでした。
もちろんこれが悪いとかそうゆう問題ではなく、
自分が思い描いていた薬剤師とはかけ離れていただけです

 

自分が思い描いた薬剤師と違いを感じたときは、薬剤師の免許を使う他の道はないのかということを調べて見ましょう。

実際に病院や薬局で働く以外にも
化粧品の開発新薬の研究MRなどなど様々な働き方があるので積極的に自分が思い描く薬剤師像に近いものを探しましょう。

現状、薬学部でする勉強全てに興味がない

1年生の前半は基礎科目が授業の大半を占めるので
勉強する科目に興味がないかもしれません。


ですが2年生になってくると専門科目が入ってきて
薬学的な科目増えてくる(地獄の始まり)ので安心してください。笑

 

問題は専門科目をやっているけど全く興味がない人です。
この場合休学して1度薬学方離れてみてもいいかもしれません。

本当にやりたいのは薬剤師ではない

これに該当する方は今すぐにでもやめるべきです。

やりたくもないことに膨大な労力を時間を費やしてもいいよという方は別ですがそんな人はいないと思います。

そして本当にやりたいことをしましょう。

これを言うと
「やりたいとでやって行けるなら苦労しない」

と言われますがそれってただやりたい事をやって上手くいかなかったときの言い訳にしかなってないですよね。

 

今すぐやめるは少し言いすぎたかもしれませんが
やりたいことが他にあるのなら休学してそっちに挑戦するべきです。

留年してまでも薬学部は続けるべきか

ここまで読んでいただいた方は何よなく予想がつくと思いますが

自分自身が「薬剤師になりたい」と思うのであれば続けるべき
薬剤師は別に興味なくて「他のことをしたい」と思うならやめるべき

ですが「他のことをしたい」と思っている薬学生には1つだけ注意点があります。

他のことをしたいと思っている薬学生の注意点

注意点として
つらくて逃げたいから無理やり他にやりたい事を作っていないか

これだけは注意して下さい。

 

もし本当にやりたいことがあって薬学部を休学するなるやめるなり
する前に自分の胸に手を当てて

「つらいから他に無理やりやりたい事を作っていないか」
「今薬学部をやめても一生後悔しないか」

を真剣に自分に聞いてみて下さい。

それでも胸を張って自分はやりたい事をしたいと思うのなら大丈夫でしょう。

ですがもしこの質問を自分にしてどこか引っかかる部分があるのなら
もう少し考え時間が必要です。

1度きりの人生を後悔のないものにしましょう。

まとめ

薬学部を留年しても続ける意味や価値はあるのか
本当に薬剤師になりたいなら続ける意味と価値はある

留年しそうな or 留年した人で
・テスト勉強が追いつかなくて焦っている
・普段の勉強が難しくてついて行ける気がしない
・膨大な暗記に絶望している
・周りの友達が賢くて、劣等感を感じる

と言う人は1度冷静に考えた方がいいかもしれない。

 

 

また留年しそうな or 留年した人で
・薬学部が思っていた感じと違う
・現状、薬学部でする勉強に全てに興味がない
・本当にやりたいのは薬剤師ではない

と言う人は休学や退学もあり。

 

留年してまでも続けるかどうか
→自分自身が「薬剤師になりたい」と思うのであれば続けるべき
薬剤師は別に興味なくて「他のことをしたい」と思うならやめるべき

ただし注意点としては
つらくて逃げたいから無理やり他にやりたい事を作っていないか

 

以上、「薬学部を留年しても続ける意味や価値はあるのか?」でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました