こんにちは、椎葉です。

薬学部を目指す人「薬学部は偏差値が低くても薬剤師になれるの?偏差値が高い薬学部と低い薬学部では何が違うの?」
このような悩みを解決します。
本記事では、薬学部で偏差値が低い大学に行く価値はあるのか?偏差値の高い大学との違いについて徹底解説します。
偏差値が低い薬学部に進学を考えている方は必見です。
- 偏差値の低い薬学部に行く価値はあるのか
- 薬学部で偏差値が低い大学と高い大学の違い
- 偏差値の低い薬学部のメリットデメリット
- 薬学部において偏差値は気にしなくて大丈夫
です。
順に解説します。
偏差値の低い薬学部に行く価値はあるのか

結論:偏差値が低い薬学部でも行く価値ありです。
偏差値が低くても6年制の薬学部なら薬剤師になれるからです。
低学歴の薬学部って恥ずかしくない?
薬学部=賢い
世間ではこのような風潮があるため、偏差値が40代の薬学部は落ちこぼれと思う方もいるみたいですが正直学歴や偏差値は関係ありません。
薬剤師になってから「学歴」は、ほぼ意味がありません
偏差値が低い薬学部出身でもめちゃくちゃ優秀な薬剤師はいますし
偏差値が高い大学を出ても子供のような薬剤師はいます
不思議です
薬剤師を目指している学生さんは心配しないで、勉強をして下さい
偏差値だけで人間を判断する人 is あかん
— 薬剤師キクオ💊進撃のブロガー/薬学生フォロー歓迎 (@kikuo1005) May 6, 2020
薬剤師になってから「学歴」は、ほぼ意味がありません 偏差値が低い薬学部出身でもめちゃくちゃ優秀な薬剤師はいますし 偏差値が高い大学を出ても子供のような薬剤師はいます 不思議です 薬剤師を目指している学生さんは心配しないで、勉強をして下さい 偏差値だけで人間を判断する人 is あかん
@kikuo1005
現役で薬剤師をされているキクオさんのツイートです。
薬剤師として優秀なのかは学歴ではなく、その人自身の考え方や価値観で決まります。
なので偏差値や学歴が低いから恥ずかしいと思う必要はありません。
薬剤師としての価値を学歴だけではかる人は無視してOKです。
薬学部で偏差値が低い大学と高い大学の違い

偏差値が低い薬学部と偏差値が高い薬学部の大きな違いとしては
- 周りのレベル
- 留年率が高い
- 超大手への就職のしやすさ
です。
周りのレベル
偏差値の低い薬学部は周りのレベルが低いです。
なぜなら入試が比較的簡単であるため、超勉強しなくても入学できるから。
周りのレベルが低いとモチベーションが上がらなかったり、悪い方向に流されたりしやすくなります。
一人で勉強のモチベーションが高められない人や、周りにすぐ流されてしまう人は要注意です。
留年率が高い
大学にもよりますが偏差値の低い薬学部は留年率が高い傾向にあります。
勉強が苦手な人や文系から進学してきた人が集まりやすいので留年する人が多いです。
勉強が嫌でバイトや遊びに逃げてしまったり、テスト範囲を勉強しきれなかったりして留年する人が多いです。
>>薬学部の留年率はなぜ高いの?進級率や国試ストレート合格率について
超大手への就職のしやすさ
偏差値の低い薬学部から超大手に就職するのはかなり厳しいです。
大手製薬会社などはある程度の学歴を必要としているところが多いからです。
冒頭で偏差値や学歴で人を判断する人は無視してOKと言いましたが、大手への就職が関わっているならある程度の学歴は必要かと思います。
偏差値の低い薬学部のメリットデメリット

偏差値の低い薬学部のメリットデメリットについてみて行きましょう。
偏差値の低い薬学部のデメリット
偏差値の低い薬学部のデメリットは
- 留年率が高い
- 学歴ブランドがない
- 大手会社への就職は不利
です。
留年率が高い
偏差値の低位薬学部は留年率が高い傾向にあります。
勉強が苦手な人や文系から入学してきた人が多いので、勉強についていけず留年してしまうケースが多いです。
薬学部は偏差値に関係なく国家試験の内容は同じなので、授業の内容も大きくは変わりません。
偏差値の低い人が偏差値の高い人と同じ内容の勉強をするので留年率が高くなってしまいます。
学歴ブランドがない
偏差値の低い薬学部には学歴ブランドがありません。
ですが、世間では「薬学部=賢い」というイメージなのであまり問題なしです。
偏差値の高い薬学部でも留年する人や辞めてしまう人もいます。
逆に偏差値に低い薬学部でもストレートで卒業して、国試に1発合格する人もいます。
なので学歴ブランドに関してはあまり気にしなくていいと思います。
大手会社への就職はかなり不利
偏差値の低い薬学部から大手の製薬会社などに就職するのは不利です。
先ほど学歴ブランドは気にしなくていいと言いましたが、大手への就職をしたいならある程度の学歴ブランドは必要です。
1.2年生の時は不真面目な人が多い傾向にある
偏差値の低い薬学部では1、2年生の時は不真面目な人が多い傾向にあります。
なんとなく薬学部に来た人やとりあえず薬学部に入学した人などがいるからです。
また1年生の時は勉強内容もそこまで難しくないので不真面目な人でも進級できてしまいます。
なので、不真面目な達に流されて自分も勉強をサボらないように注意する必要があります。
ちなみに3年生以降になると不真面目な人は留年するか辞めていくかで徐々にいなくなってくるのでそこまで気にしなくていいと思います。
偏差値の低い薬学部のメリット
偏差値の低い薬学部のメリット
- 入試が簡単
- 特待生を取りやすい
- 色々な友達ができやすい
- 卒業研究や実験にかかる時間が少ない
です。
入試が簡単
偏差値の低い薬学部は入試が簡単です。
なので文系から理転した人や勉強があまり得意ではない人でも薬学部に入れます。
薬学部に入って卒業し、国家試験に合格すれば立派な薬剤師になれます。
今の学力に自信はないけど薬剤師になりたいという人にはかなりいいメリットだと思います。
特待生を取りやすい
偏差値のひく薬学部では周りにレベルが高くないので特待生を取りやすいです。
特待生を取ると学費の一部を免除してもらえます。
私立の薬学部は学費がとにかく高いので偏差値の低い大学で特待生を取るのもアリです。
色々な友達ができやすい
偏差値の低い薬学部のは全国から人が集まります。
なので今まで接する機会がなかった県の人たちとも友達になれます。
地方から出て来た人は卒業して就職は地元でするという人が比較的多いので、何かあった時に情報が入りやすかったりします。
卒業研究や実験にかかる時間が少ない
偏差値の低い薬学部では卒業研究にかかる時間が少ないです。
研究に力を入れていないので朝から晩まで実験することは少ないです。
卒業研究がにかかる時間が少ないとかなり楽です。
さらに国試の勉強時間も確保できます。
なので研究にあまり興味がなく卒業して薬剤師になりたい人にはかなり良いメリットです。
薬学部において偏差値は気にしなくて大丈夫

世間では「薬学部=賢い」
なのに偏差値が30代や40代前半だと恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。
ですがこれに関しては全く気にしなくて大丈夫です。
大学入学当初は周りの人と「どこの大学?」という話はすると思いますが、薬剤師になってから学歴の話はほぼしません。
偏差値が低かろうと高かろうと同じ薬剤師です。
偏差値が低いと大手の就職の書類選考のは不利かもしれません。
ですが、偏差値が高い薬学部に入って人でも挫折して薬剤師になれない人もたくさんいます。
その中で6年間の必死に勉強して国家試験に合格したなら学歴なんて関係ありません。
もし自分の薬学部の偏差値が低くて恥ずかしいと思っていてたり、志望校の薬学部の偏差値が低くて進級するか迷っているなら本当に気にしなくてOKです。
>>【私立】薬学部に受かるには何をすればいいの?合格する方法を1から解説
薬学部で偏差値が低い大学に行く価値はあるの?他の薬学部との違いは?:まとめ

薬剤師になりたいなら偏差値が低い薬学部でも行く価値はあります。
薬剤師になってしまえば学歴は関係ありません。
薬剤師を目指す人は学歴や偏差値に振り回されずに自分が進むべき道を進みましょう。
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