【薬学生が解説】薬学部は何が大変なのか?向き不向きな人の違い

【薬学生が解説】薬学部は何が大変なのか?向き不向きな人の違い薬学部に関する情報

こんにちは、椎葉です。

 

薬学部へ進学を考えている人「薬学部は大変っていうけど何が大変なの?自分は薬学部でやっていける人間なのか不安」

こんな悩みを解決します。

 

✔️記事の内容
  • 薬学部は具体的に何が大変なのか
  • 薬学部が大変だと言われる理由について
  • 大変と言われる薬学部に向いている人向いていない人

周りから薬学部は大変だから進学するなら覚悟した方がいいと言われて不安になってしまいませんか?

 

僕も先生や親、薬学部の先輩から大変だと言われ続けて薬学部に進学しました。

 

そこで今回は薬学部は具体的に何が大変なのか、向き不向きはあるのかについて現役の薬学生が解説します。

 

薬学部は大変だと周りから言われて自分は薬学部でやっていけるのか心配な人は参考にしてください

薬学部は具体的に何が大変なのか

まず、薬学部は具体的に何が大変なのかについてです。

  • 勉強量が多すぎる
  • 進級するごとにやる事が多くなる
  • ほぼ全ての教科が必修科目である
  • 6年間という長い道のりがある
  • 薬剤師国家試験が控えている

です。

 

勉強量が多すぎる

とにかく勉強量が多いです。

 

カリキュラムを見るだけで絶望できるぐらいのボリュームです。

 

また暗記系や物理のような数式がある科目があるので必ず自分が不得意な分野が出てきます。

 

進級するごとにやる事が多くなる

薬学部には楽な学年が存在しません。(しいて言うなら1年生が一番マシ)

 

やっとの思いで進級できたのに来年はもっとやることが多くなります。

 

具体的には去年勉強した科目での実習や実験、より専門的な科目が入ってきます。

 

ほぼ全ての教科が必修科目である

薬学部はほぼ全ての科目が必修です。

 

必修科目は単位を落とせません
なので卒業するまでに必ずテストに合格しないといけないことになります。

 

ぶっちゃけ僕はこのほぼ全てが必修科目という所が一番大変と感じる部分です。

 

6年間という長い道のりがある

薬剤師になるなら必ず6年制の薬学部を卒業しなければなりません。

 

勉強量が多くほぼ全ての科目が必修という状況が6年間続きます。

 

しかも、進級するたびに忙しくなる。まさに地獄ですね。

 

薬剤師国家試験が控えている

薬学部は卒業したら終わりではありません。
そのあとに薬剤師国家試験が控えています。

 

この国家試験が超大変です。

 

大学受験は高校で3年かけて習ったこと(しかも使う教科は一部)をテストしますが、薬剤師国家試験は6年かけて習ったことをテストします。

しかも使わない教科はほぼなく、量も大学受験の比にならないぐらい多いです。

薬学部が大変だと言われる理由について

薬学部が本当に大変と言われるのは「やり続けなければいけない」からです。

 

半年や1年間なら勉強を頑張れる人でも、6年間は続かない人が多いです。

なので薬学部は留年率は高くなっています。

 

実際、真面目で勉強熱心な人でも続かなくて薬学部をやめて行く人は少なくありません。

僕も何人もの脱落していった人を見ています。

 

怠惰な人もいれば、自分より真面目で勉強してた人もいます。

勉強に真面目な人でもさえも続かなくてやめて行ってしまう、だから薬学部は大変なのです

大変と言われる薬学部に向いている人向いていない人

ここまで記事を読んでもらった人には「自分は薬学部でやっていけるだろうか?」と思う人がいると思います。

 

なので薬学部に向いている人と向いていない人の違いについて解説します。

 

薬学部に向いている人

薬学部に向いている人の特徴として

  • 薬について関心がある
  • コツコツやる事が得意
  • 周りが勉強する環境なら勉強できる

です。

薬について関心がある

薬について関心がある人は薬学部に向いています。

学ぶことは薬についてですし、仕事も薬に関わる仕事が多いです。

コツコツやる事が得意

コツコツやる事が得意な人はかなり薬学部に向いています。

 

勉強が大変と言われる薬学部ですが、先延ばしにせず毎日コツコツとやれば余裕で進級でき国家試験にも対応できます。

 

薬について学びたくてコツコツできる人は薬学部に入ってもついていける可能性が非常に高いです。

 

周りが勉強する環境なら勉強できる

1人ではできなくても、周りが勉強していたら自分も勉強できる人も薬学部に向いています。

 

薬学部は進級するにはみんな勉強せざるを得ない環境なので周りは勉強している人が多いです。

 

ただし、薬学部にも一定数勉強をしない人がいます。

なので関わる人間選びを間違えなければ薬学部に入ってもついていけます。

 

薬学部に向いていない人

薬学部に向いていない人の特徴として

  • 薬について全くの関心がない
  • 性格がかなり怠惰である
  • 一度挫折すると立ち直れない

です。

薬について全くの関心がない

「薬は興味ないけど薬剤師って給料いいんでしょ?」

このような考えで薬学部に入ってしまうとかなりしんどくなります。

 

興味ない事を大学生という人生最後の学生を捨てて6年間勉強させられるからです。

 

もちろん切り替えて勉強に励めるなら問題はありませんが、留年してやめて行く人たちには薬に対する関心がない人がかなり多いのは事実です。

 

性格がかなり怠惰である

薬学部は朝1限から始まって5限まで授業があり大量の課題が出されるのは日常です。

なので、怠惰な性格で早起きや自己管理ができない人には向いていません。

一度挫折すると立ち直れない

一度挫折すると立ち直れない傾向にある人も薬学部には少し向いていないです。

 

どれだけ勉強熱心で賢い人では6年うち1回は単位を落とす事や勉強につまずく事があると思います。

 

なので一度挫折すると何もかもどうでもよくなって投げ出してしまう人は薬学部に向いていないです。

 

【薬学生が解説】薬学部は何が大変なのか?向き不向きな人の違い:まとめ

薬学部は6年を通して大変な日々が続きます。

 

しかし、薬剤師の免許を取れば色々な仕事にかせますし周りよりは給料も高いので人生は安定します。

 

薬学部に入学して薬剤師になるのは簡単なことではありませんが、挑戦する価値は十分にあると思います。

>>【私立】薬学部に受かるには何をすればいいの?合格するための勉強法

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